くだものの樹 うまいくだもの園のくだもの事典
りんご
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さんさ
さ ん さ    8月末〜9月上旬
 甘ずっぱい繊細な歯ざわり。霞がかったようなパステルカラーの紅色が胸を躍らせ、ほのかな恋の予感がします。他の仲間に先んじて恥ずかしがり屋の頬染め て大きくて元気な花を咲かせます。
 このりんごは国際結婚 で生まれたりんごです。日本のあかねというりんごの花粉をニュージランドの 国立科学産業研究所(OSIR)に送り、そこでガラというりんごと交配されて生まれました。
あきばえ
秋映(あきば え)  10月中旬〜
 つがると千秋との交配でできたちみつで甘酸っぱい果実。当園では中生種の一押しのりんごです。
 つがるの大玉の特徴、 千秋の甘酸っぱい調和のとれたちみつな特徴を両親の長所をあますところなく 受け継いだ名品。さわやかと言うよりは濃厚で大自然のエネルギーといった感じです。
シナノスイート シナノスイート   10月中旬〜
 名前でわかるように長野で出来たふじとつがるの交配で大玉品種です。10月中旬からお届けします。このりんごは濃厚な秋映えと対極にあり、上品でゆった りとした果汁たっぷりの誰からも受け入れられる人気の高い一品です。
 
こうとく
こうとく 11 月初旬〜
“おいしいりんごを1個丸かじりしたい”という思いを 実現しました。 大玉がもてはやされる中、小玉の新品種です。小さいの にたっぷりの蜜入りの上、味は濃厚、そしてずっしりとしまった量感に、驚きの感動を丸ごと味わってください。虜になる人が後をたたずいくらあっても足りま せん。当園味のこだわり新品種の一品。

こうこう
こうこう    10月下旬〜2月頃
 10月下旬に収穫し春先まで貯蔵できるりんごです。しっかりとした硬さで緻密。もちろん甘さ抜群の食味を楽しめる品種。2月雪の降る中、みずみずしい黄 色のこうこうをほおばると真近な春への思いが高まります。

おうりん 王   林    11月上旬〜
 淡い黄緑色の青りんご。独特の芳香を放ちメルヘンの世界が広がります。目を閉じて頬ずりしたくなる甘さ、夢りんご。当園では樹上完熟で収穫します。3割 ほど自然に熟して落下し始めてからの収穫です。市場の王林とは別物です。紅に染まらずひとりだけ黄緑色の実なのに、花はだれにも負けず艶やかに紅化粧して 咲きほこりま す

ふじ
ふ   じ    11月中旬〜
 樹姿は天を仰いで、おおらかに気高く身を広げる。その果実は大自然の恵みを一身に受けて、果形、硬さ、色、味どれをとっても最高です。香り高く祝福の蜜 をたたえて心を和ませます。 大自然が手塩に掛けた宇宙の申し子。
  お歳暮贈答の主要品種。多くの皆様とお付き合い出来るようになったのも、ふじのおかげです。いろ んなくだものの種類を知っていただけるきっかけになったり、ご来園もしていただけるようになりました。国光とデリシャスを交配したなかから選抜されたもの です。お歳を召した方ならなつかしいと思いますが、国光の硬く日持ちのする良さと、デリシャスの大きく気品のある芳香と甘さの両者の長所を残さず受け継 ぎ、それ以上に育った親まさりの今世紀最高のりんごです。
アンビシャス
アンビシャス   10月下旬〜5月頃
  冷蔵で5月頃まで貯蔵します。淡黄色の地色に淡い紅色に着色します。果皮は果点が荒く台形のちょっと美人とはいえないりんごです。食 べてそのギャップにびっくり。きっとファンになることでしょう。当園味のこだわり甘さバツグンの新品種。年が明けてからもお届けします。
 

りんごのはな
りんごの花
おいしいりんごの見分け方
 りんごの味は栽培の仕方で変わります(当園の栽培法を参照してください。)が、それに健康な樹に実を成らせ、明るく楽しく作 業することが大切です。暗い気持ちや荒れた生活のなかで育てたものなど、だれも欲しくありません。
さて、お店で選ぶときは
  1. 肩が筋肉質に盛り上がっているもの。(健康な樹で育った証拠です。)
  2. お尻(がく)がキュっと締まっていること。(同上)
  3. 肌がつるつるしているものよりざらざらしているもの。(良質の花芽から育っ た証拠です。)
  4. 比較して重い方。実も味も引き締まって緻密です。
  5. 温かい気持ちになる明るくふくよかな物を選ぶこと。(栽培者の心が出ます。)
油の上がったりんご
 品種によって、ワックスを塗ったようなりんごに出くわすことがあります。消費者の皆さんはワックスか農薬かと心配し嫌がりますが、 これはそのどちらでも なく実の糖分が沁み出してきたもので、完熟したものだけに起こるのです。べとべとしたこんなりんごを、品質の間違いないものとして求める方がいるくらいで す。安心して味わってみてください。