13.だれが生き残るか |
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それではこの中で誰が生き残るのだろうか。 これらの樹を見せると人は面白い反応をする。 たいがいの人は自分の性格にあった樹が生き残るという。 だれだって自分が一番正しいと思って生きているから。 でも残念、どれでも正解だし どれも正解ではない。(4番の型は論外だよ) え? 何でか 1の場合コツコツと計画的にいくから順調だし傷も小さいから安定して大きくなる。 ただし、長所と短所は光と影のように一体なんだ。 安定して大きくなるのは長所。 短所はここという時の弾みがないこと。 相手が勝負にかかってきたときは負けないで勢いをつけられるかが勝負。 2の場合50%加算された根の勢いが樹上に弾みをつけて大きくなる勢いは抜群これが長所。 ただし 折り口の傷が大きいため 雑菌や流出する体液と集まる虫たちに負けないで傷口を癒せるか これが大きなデメリット。 傷を順調に癒せれば一人勝ち。傷口の治療が長引くだけ成長はお休み。 傷の大きさが致命傷になるかも。 3.の場合 本人も祈るようにやり直そうとしているのだ。 命をかけた祈りだ傷は深い。 なんとかなるよう見るものも天に祈ろう。 |