16.苗木に一生で最初の剪定をする |
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木は種から芽を出し1本の細い幹が伸びるところから(くだものの苗はそれの根元に接木をして1本の細い幹が伸びたところから)壮大な物語が始まる。 私たちはその苗が大きく育つように最初の剪定をする。 この樹に一生で最初の剪定でどこから切ってあげるか緊張する一瞬だ。 どのあたりで切れば良いのか考えてみよう。 1本の木を3つに分けると①の部分は全体を支える役目に徹している。 ②の部分は全体を支える役目と③の先端の芯の意思両方兼ね備えた部分 ③は最先端、繊細で夢と希望の塊だ。 そして全体は根とのバランスがとれている ②の生きていく上で大切な2つを兼ね備えたところでバランスをくずして弾みをつけたい ここが一生で最初の切り口なのだ。 |