山形県鶴岡市で、四百年 二十二代にわたり農家を営んでおります
だだちゃ豆、お米のことなら。
木村九郎右衛門へ
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■だだちゃ豆いろいろ■
ひとくちに『だだちゃ豆』といっても、いくつかの種類があります。
品種によって味わいにも違いが…
ご購入の際は下記を参考になさってください。
品種名
特徴
ズバリ一言で!
7月中〜下旬
小真木
(こまぎ)
だだちゃ豆のトップバッター。
「ことしのあんばいどげだー?」
味と香りで夏の到来を知らせてくれます。
すっきり・
爽やか初夏の
香り ☆
8月上旬
甘露
(かんろ)
甘露=”甘さ”には根強いファンが!
だだちゃ豆もいよいよ本番です。!
”あんめ〜”
(庄内弁)
”極甘!”
8月中〜下旬
早生白山
・白山
(わせしらやま)
甘味に加え、こくのある品種。
栽培法で味が変わるのもこの品種。
"○○家の豆うめっけのー"栽培農家
の数だけ味があるといっても過言では
ありません。
ぶりっとして
とまんねー
〜やめられない
!
9月上〜中旬
尾浦
(おうら)
秋風が吹くころにいただく上品な味の
だだちゃ豆。別名"紫だだちゃ"。紫色
のきれいな花を咲かせる品種です。
茹で上がった後の鮮やかな緑が特徴で
冷凍には白山とともに最適です。
大粒・
たっぶり ★
↓だだちゃではありませんが、初秋に味わえる秘伝の味をご案内
9月下旬〜
秘伝豆
(ひでん)
秋の旨豆、秘伝豆。
サヤぶり大きく、食べ応えもたっぷり。
サヤの青さ、また加熱しても損なわれない風味と味覚に冷凍豆やみそにもぴったりの品種。青大豆。
まさに”秘伝”
の味
いつ頃から・・・?
”だだちゃ豆”は山形県鶴岡市を中心に100年以上前から
育成・栽培されてきた良食味の在来のエダマメ系統の総称
です。「小真木」「白山」など系統によって名前がついています。
人気の高い白山ダダチャの祖先系統は、今から約90年前
(明治後期)に鶴岡市白山地区の「森屋初」によって選別・育
成されました。
特徴は?
だだちゃ豆は茶豆(一部黒豆の系統もある)で、種子には
表面にしわやくぼみができることが多いです。1株につく莢の
うち、2粒莢の割合が多いのが特徴です。莢の表面には茶色
の毛があります。枝豆として食べると、独特の芳ばしい香りと
旨みかあります。
品種数は?
鶴岡市には在来のエダマメ系統が20系統以上あります。平成9年度以来、
鶴岡市だだちゃ豆生産者組織連絡協議会とJA鶴岡で、それらの系統の中から
特に食味に優れ、収穫シーズンの異なる10系統(小真木・白山・早生白山・
庄内1号・庄内3号・庄内5号・甘露・晩生甘露・尾浦・平田)を鶴岡市で栽培した
ものに限って商標的に「だだちゃ豆」と呼ぶことのしました。
新鮮なだだちゃ豆が食べられるシーズンは7月終わりから9月上旬ころまで。
それぞれの系統の味の違いを楽しむことができます。
名前の由来は?
「だだちゃ」というのは、鶴岡市を含む庄内地方の方言で、
一家の主人という意味です。
明治後期ころ、鶴岡の小真木(こまぎ)に住むだだちゃ(太田孝太)が当時の
殿様、酒井忠篤(ただずみ)公に献上した枝豆があまりに美味しかったので、
殿様がお付の者に、「どこのだだちゃの豆か」と尋ねられたことから、
「だだちゃ豆」の名前がうまれたとか。
当家20代(先々代)「木村九郎右衛門」
が昭和5年だだちゃ豆を献上。
酒井家16代・酒井忠良(ただなが)公
からの御礼状です。
木村九郎右衛門農場