うまいくだもの園「ファームステイ体験記」No.20
何年か前に新規就農者の勉強会が大阪でありました。当時私は東のサポート代表者(西は九州の木下さん)でした。そこに出席していた彰夫くんとお話したのが最
初です。家は滋賀県でさくらんぼ、桃の観光果樹園をしているとのことでした。翌年、本人が後継者としてやっていく為に、まず本物を見ようとお父上と車で山
形に来ました。苗木屋等を見ながら当家にも立ち寄りました。冬だったので雪のせいで園に行けず今回、剪定の時期に再来園しました。 |
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平成19年2/22〜23 滋賀県 T.彰夫さん
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くだもの栽培の仕事は剪定7割と言われて、今まで安易にやっていた気がして反省しています。 すぐにというのは無理な話なので、少しずつ腕を磨いていきたいです。せっかくいろいろ教えて頂いたのですが、私のレベルではまだ全然理解できていないので、少しずつ消化していきたいと思います。 |
ご主人は庭職人の方で共通の話題もあり楽しく過ごしました。ご主人には朝早くから仕事を手伝っていただきました。庭木と違って果実をつけた樹を楽しめたでしょうか。 |
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平成19年8/9〜11 東京都 U.泰幸さん御一家 |
主人は4:40起きて桃の収穫に。その後、ご主人、家族で農園に。りんご、桃、ラ・フランス、プルーン、さくらんぼetc.のスケールの大きな農園に感動し、はじめて口にするフレッシュなブラックベリーの味にも・・・ 剪定や自然の中での木の成長のしかたのお話は面白かった。本日の「りんご温泉」の露天風呂も最高。夜の餃子パーティー(200以上)はお孫さんも含め賑やかで楽しかった。また手づくりケーキの味も格別。 ---奥様筆 桃の品種が多くあるのは初めて知りました。剪定の話は大変勉強になりました。森の樹の成長の方法について、私、妻、子供に人生のこと、お話ありがとうございました。 ---ご主人筆 農業のお手伝いをしたときに、樹にも性格があることを教わりました。自然の木は人に剪定してもらえないので、自分の枝を重くして剪定するなんてびっくり しました。10%剪定する木や50%剪定する木90%剪定する木などいろいろあって人間そっくりだと思いました。 ---奥様筆 |
ど
なたにも言っていますが30代まではいろんな経験をした人がうまく人生を作り上げるのだと思います。人生80年もあるのです。慌てないでじっくり自分を作っ
てください。仕事にはもちろん技術が重要な必要条件ですがそれも人生で培ったいろんな経験が、技術を飲み込んだ人生力だと思います。 |
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平成20年1/9〜12 宮城県 O.滋彦さん |
しかし、奈良崎さんに会って、その生き様に触れてみると、それまで自分を覆っていた焦りや、思いつめていた感情といったものがどこかに吹き飛んでしまいま
した。他の予定から一方的に組んだ自分の予定で「オフシーズン」に来てしまったことを、一瞬残念に感じたものの、農業経営、そして人生の話が一体となった
話を腰を落ち着けて聞けたことを逆に幸運だったと思います。 自分と同じように迷いながら道を探し続けていた過去を持っていたと告白してくれた奈良崎さん、いつもご飯を用意してくれた奥さん、自分のいたらないバカ話に付き合ってくれた宏一さん、本当にありがとうございました! 今回はりんごとシルバーベルだけでしたが、次に来るときはもっと果物が多く食べられるときに、そして多くの人が来ている頃に行きます。 |