うまいくだもの園ファームステイ体験記」No.21

 さくらんぼの収穫、パック詰め作業に来てくれました。名前の通り素直に人生に立ち向かう若者です。慌てないでいっぱいいろんな経験をしてください。自分の人生を作り上げるのは自分なのですから。人生の先輩と沢山出合って骨や血と肉にして下さい。

平成20年6/10〜7/15 埼玉県 .すなおさん

 埼玉県からファームステイをしに奈良崎さんの果樹園に来ました。少し緊張しながら来たのですが、暖かい家族で暖かく迎え入れたくれたので緊張もほぐれま した。去年の6月から10月まで軽井沢のレタス農家で仕事をしていて、やはり農業がやりたいと思い、おじいちゃん、おばあちゃん、友達のたくさんいる山形 でやりたいと思ったのでさくらんぼ収穫のこの時期に来ました。


6/11  今日は午前中の作業はさくらんぼの木の下に銀色のシートを敷き詰めました。午後は桃の摘果作業をしました。太い枝から直接出てきている実は、枝を成長させ るためのえいようが多く含まれているために本当にうまいものは出来ない。太い枝から伸びている細い枝につく実は枝を成長させる栄養も少なくその実をつく る栄養が多いので、こっちのほうがあきらかにうまい果物ができると言うことを学んだ。
 作業終了後、みんなが帰ったあと雪解け水影響でガタガタになった坂道を直した。何度もジャリを車に積んでそれを持っていって、徐々に埋めていった。農業 をするには、いろいろな仕事もついてくるんだなと思った。生産をする事だけではなく、営業も加工もラベル作りも。トータルでいろんなことをこなしていくこ とが好きな人には、とても向いていると思う。マルチにいろいろ出来る人でないとできない。でもその方が人間らしいなと思いました。
6/16 今日は桃の摘果作業をしました。今日からお父さんと一緒に木の高いところの摘果をするようになりました。高いところをするときには後から低いところやる 女性たちよりも早く作業をしていかないと脚立が邪魔になったしまうので、みんなの動きを良く見ながら作業をしなければいけない。作業も慣れてきたらスピー ドを加えながらやらなくてはいけないので、どのようにすればもっと仕事を効率よくできるようになるのか考えてやらなければいけない。片手よりも両手。脚立 をどこに置けばスムーズに仕事ができるのか、常に考えながら作業をしなければと思いました。全ての仕事には流れがある。流れをつかんでテンポよく効率よく 仕事ができるように心がけていこうと思いました。 


さくらんぼ慰労会
男たちだけで記念撮影

6/17・18 さくらんぼの葉摘みをしましました。さくらんぼにくっついている葉っぱを取り除く作業をすることで、さくらんぼに太陽の光を当ててあげ る。そうすることにによってさくらんぼがより赤い色になり、味ものってくる。思っていたより大変な作業でハウスの中の高いところはとても暑くて汗だくな一 日でした。その分水がうまかった。
6/19 今日からさくらんぼの出荷が始まった。赤くなったさくらんぼを腰にかけたカゴに入れていく作業をした。はじめてだったので、どのくらい赤いさく らんぼを収穫したらいいのかわからなかったけれど、お父さんの作業を見ていたら少しわかってきた。さくらんぼの出荷はお昼の飛行機便に間に合わせなくてい けないので、スピードが大事なので早く慣れるようにがんばります。
7/15 6月10日に埼玉から来て一ヶ月が経ちました。今日でさくらんぼの作業も終わり、今日で仕事が終わりました。お父さん、お母さん、みんなありが とう。ここでいろんな仕事ができて楽しかったです。初めてやった仕事の桃の摘果作業の桃達も大きくなって色づき始めて、そんな成長を見られたのも楽しかっ たです。
 ここに来てお父さんからたくさんの話をしてもらって、生き方や、仕事の仕方や、仕事に取り組む姿勢が分かってきました。これからの人生に生かしていきたいと思いました。忘れない思い出がたくさん出来てよかったです。ありがとうございました。
 音楽気に入ってくれて嬉しかったです。
『このリズムに乗ってどこまでも行こう
あの山乗り越えて次の山のぼれ
モヤモヤした気持ちを燃やせ
重い荷物は片付けて
身軽になれば動ける
気楽になれば見えてくる
そしてミラクルがやがてくる』
 ここに来て、この歌の意味がようやく分かりました。みんなありがとうございました。

  細い軀で一生懸命仕事をしてくれたし、本当に楽しんでくれたようです。だれもが仕事は忙しいしなかなか思いどおり時間は取れません。でも、忘れなけれは思 いは通じます。又、是非来てください。明るいあなたと大阪弁をこちらも忘れたりしません。がんばってよく来てくれました。遠いところ本当にありがとうござ いました。

平成20年6/21〜28 大阪府 H.菜穂子さん

 3年ぐらい前にうまいくだもの園のホームページを見て、今回ようやく来園することができ嬉しく思っています。割と単純にさくらんぼの収穫、パッ ク詰め作業に行くつもりで大阪を出たのですが、その他のオプション内容がとても私好みに濃ゆかったので、幸せな一週間をすごせたと思います。

   オプション内容→具体的には楽しいスタッフと家族、おいしい空気&食べ物、自然、りんご畑でお昼ね、温泉、マンガ部屋、山の上でのすなお君ライブ、ハス カップ、四葉のクローバー、月山ドライブ&湧き水と樹からのエネルギー、ホタル、餃子パーティー、テキトーに生えているわらびをテキトーに摘んで食す、か の人を思わせる紫のバラ、山形弁、お父さんの話、お母さんの笑顔!!
 初日に少しりんごの摘果をしましたが、難し〜。だからでしょうか、そのりんごたちがどうなっていくのかが気になり見届けたい気持ち(+)。さくらんぼ摘 みをしながらこの子達も成長過程に関わっていたらより収穫が楽しいんやろな〜と思いました。また前半は木の下の方ばかり摘んでいたので畑にいる感覚だった のですが、後半脚立で木の上の方へ上がってみると、たった1本の樹の枝葉の間に自分はいるはずなのに、ジャングルにぽつんと入る感覚になりました。同じモ ノでも立つ位置が違うだけでやはり見える、感じることって変わるんですね〜。見方、感じ方にも生き癖って出ると思うけど。樹の話を聞くときに見た3本の 樹、めっちゃ面白いです。ふたまたに分かれる樹が一番分かりやすくて、何度もふたまたがあるのを見たときは思わず笑ってしました。樹にも生き癖があるのが かわいかったし、私も今までの生き癖をこれからも繰り返すんやろな〜って改めて思って、それでいいんやろー、私は私と思いました。日々の小さな1つ1つの 出来事を積み重ねて出来上がっていく結果を楽しみながら、私らしく過ごしていこうと思います。またお会いしましょう。ありがとうございました。 



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